【防災】まいにち

”賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ”と言われています。過去の災害から学ぶことは多々あります。災害への備えや心構えを常に持てるよう、【防災】は毎日していることが大事です。

迅速な避難のための心がけを考えてみる

2000年(平成12年)3月31日~ 有珠山噴火

f:id:fram7952:20160601160159j:plain有珠山噴火災害では、最大で15,815人が避難指示・勧告の対象となったものの、噴火前に迅速な避難が行われたこと等により人的被害はなかった。その後火山の活動状況を見ながら順次避難指示・勧告は解除され、7月28日には、202世帯378名を除き避難指示・勧告は解除された。

出典 内閣府 防災情報のページより 災害対応資料集

 

火山噴火や大地震など、大規模災害においては、いち早く避難することが、なにより大切です。
噴火後の火砕流、そして大津波というものは、軽自動車よりもはるかに速いスピードで迫ってきます。それだけに、可能な限り急いで遠くに逃げなければなりません。
防災の日などに、全国で避難訓練が行われるのも、このためです。

いくら近くに安全な場所があったとしても、それを把握していなければ、全くの無意味となってしまいます。それだけに、訓練の機会を逸することなく、積極的に参加することが大切です。そうすれば、場所を確認できるだけでなく、きちんと移動ルートまで覚えることができます。 

平成12年(2000年)有珠山噴火(平成12年3月)

助かった1日前の避難勧告の事前情報
~道路規制前に移動終える~ 伊達市 60代 男性)


昼すぎに市の高齢福祉課から「避難勧告が出される可能性がある」というお電話をいただき、避難先はどこにしたいかという問い合わせがありましたので、「サポートセンターひまわりさんにできれば避難したい」というお話をしました。

 

その日の3時か4時ごろ、「では夕食後、避難してください」という連絡がありました。で、通常6時の夕食を5時に出し、6時に施設を出るという計画を立て、関係各所に連絡をしました。それからは大慌てで、まず職員の非常招集をかけた後、ひまわりさんに行って、どこの場所を使わせていただけるのかの確認をしたりしました。

 

午後6時に、いろんな方の応援を得て、ショートステイの6名を含む66名の避難を開始しました。避難勧告前なので、まだいつもの交通量でしたが、障害を持たれている方がほとんどで、車いすやストレッチャー等を使っての輸送となりますので、車で15分の距離を2時間半かかりました。到着してからは、すぐに部屋割りや運んでいった寝具等の振り分けを行いました。f:id:fram7952:20160601161613j:plain

 

町全体に避難勧告が出てからは道路が混み合い、職員が荷物を取りに行くだけで4時間ぐらいかかりました。1日早く避難の情報をいただいて、非常に助かりました。

出典 内閣府 防災情報のページ(1日前プロジェクト)より

「助かった1日前の避難勧告の事前情報」

大規模災害時というのは、誰でもパニックに陥るものです。それでも適切な避難を行うためには、経験を積んで、自然と体が動くようにしておかなければなりません。


また、火山噴火などの警報が鳴ったら、すぐに飛び出せるように、常日頃から持ち出し袋なども揃えておくべきです。貴重品をまとめているだけで、大切な時間は刻一刻と失われてしまいます。そうならないためには、日頃からの準備が有用となるのです。非常用持ち出し袋などの防災グッズは、ホームセンターなどにも売られています。年に1回は持ち出すべきものを家族で相談しあって、備えを怠らないようにしましょう。


そして、実際の避難時には、果断さが必要な局面もあります。道が渋滞していれば、躊躇なく車から降りて、高台やシェルターなどに向かって走り出さなくてはなりません。こうした事態に対処するために、複数のルートを前もって調べておくのも効果的です。

そして、度々自然災害に襲われている地域では、家族であってもバラバラに逃げることが伝承されています。事実、親や子ども、親類などを待っていて、自分まで命を落としてしまうことも、決して珍しくありません。


普段から、家族それぞれで避難することを心がけるようにすれば、結果として助かる確立を上げることに繋がります。防災意識を常に頭に入れておけば、適切かつ迅速な避難が可能となるのです。"

 

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