【防災】まいにち

”賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ”と言われています。過去の災害から学ぶことは多々あります。災害への備えや心構えを常に持てるよう、【防災】は毎日していることが大事です。

いざという時、慌てないことが大事

2009年(平成21年)7月27日 群馬県館林市で突風が発生

館林市の竜巻(平成21年7月)

間近に迫る竜巻、冷静な判断でやりすごす

館林市 50代 男性 会社経営


外出先から戻る途中で竜巻に遭遇しました。

間近に迫る竜巻は、民家にぶつかりバリバリと音を立てて屋根をひきちぎり、また猛スピードで通り過ぎていったのです。息をのむような光景とはこのことでしょう。アルミ板の壁に屋根がわらの破片が刺さるなど、いつも見慣れた町の風景は異様で無残な光景でした。何年たっても、今でも目の前に浮かぶのは、風に舞う枯れ葉のように竜巻の渦の中でヒラヒラする屋根がわらです。

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あのときは、自分でも不思議なぐらいに冷静さを保ち車中から竜巻の動きを目撃していました。畑の中を土煙りを上げ通り過ぎる竜巻を見ていて、このまま走行すればぶつかると思い、車を停車してやりすごしたのでした。このとき空は黒い雲が立ち込めていたのを記憶しています。しかし、雨は大したことはなかった。

自然の猛威の中では、我々はなすすべを持たないことを悟りました。ただ一つ、言えることは常に冷静さを失わずに、周囲の状況を判断していかに身の安全の確保に努めることかも知れません。それだけは身をもって体験したことだから、はっきりと申し上げられます。

 出典 内閣府 防災情報のページ(1日前プロジェクト)より

間近に迫る竜巻、冷静な判断でやりすごす

 

 竜巻は、台風と比べ事前にその発生が予想しにくい気象現象です。

事前に想定できずに、竜巻に遭遇して慌てずに対応することが大事です。

災害後の取り組みを考えてみる

2006年(平成18年)7月19日 豪雨災害・長野県岡谷市土石流災害

長野県岡谷市で大雨により土石流が発生し、大きな被害が出ました。

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出典 岡谷市ホームページ 平成18年7月豪雨災害の記録「忘れまじ豪雨災害」より

平成18年7月豪雨災害の記録 忘れまじ豪雨災害 - 岡谷市ホームページ

 

災害の記録の中で、災害後の取り組みの章があります。

災害後の取り組み

岡谷市の取り組み
岡谷市では、一日も早い災害復旧のため、平成18年度実施事業を見直す中で、補正予算による緊急対応などを行った。また、「災害に強い安全安心なまち」を目指して、活動体制、情報収集・伝達体制、防災対策等の強化のため様々な取り組みを行った。

出典 忘れまじ豪雨災害

災害に強い安全安心なまちを目指す取り組みとして、以下の項目が紹介されています。

(1)活動体制の強化
(2)情報収集・伝達体制の強化
 ①地域との連絡体制の強化
 ②雨量計の設置
 ③移動系防災行政無線の整備
 ④避難準備、避難勧告の雨量基準を新設
 ⑤防災ラジオの配布
 ⑥防災メールの配信
 ⑦シルキーチャンネル(行政チャンネル)の開局

 活動体制の次に、情報の収集とその伝達の項目があります。

 

(3)防災対策の強化
 ①危機管理室の体制
 ②簡易防災マップの配布
 ③地域防災計画の見直し
 ④防災ガイドの修正
 ⑤土砂災害警戒区域、特別警戒区域(土石流、急傾斜)の指定に伴う説明会の実施
 ⑥自主防災組織連絡協議会の発足
 ⑦災害危険渓流市民見学会、豪雨災害パネル展の開催
 ⑧防災訓練の実施
 ⑨災害に強い森林づくり
(4)豪雨災害1周年追悼式

 そして防災対策の強化として、防災マップや防災計画、防災ガイド等の資料、ソフトの充実と説明会、連絡協議会等で市民への普及、啓発が図られています。

 

安全安心のためには的確な情報とその伝達、そしてそれらを周知徹底する組織、体制そして人間を作っていくことが必要だと教えられます。

都市の水害を想定してみる

2004年(平成16年)7月18日 福井豪雨(平成16年7月)

足羽川などが氾濫し、福井市内では浸水被害により都市機能が麻痺状態となったほか、橋梁が流失した。

出典 国土交通省ホームページより

日本の川 - 近畿 - 九頭竜川 - 国土交通省水管理・国土保全局

 

都市型水害への心構え

近年、都市部を中心に予測が困難な局地的集中豪雨(ゲリラ豪雨)が発生し、洪水や低地の浸水、地下施設への雨水の流入などといった被害があります。都市部ではコンクリートアスファルトで覆われた路面が多く、降った雨が地面に浸み込まずに路面を流れ排水路に集中するため、排水処理能力を超えてしまうことがあります。

大雨による洪水や浸水の恐れがある時、近づかないようにします

河川や用水路の周辺

大雨によって河川や用水路の水かさが増し、側溝のフタが外れていることに気づかず、そのまま流されて死亡する事故が発生しています。

 

アンダーパス

アンダーパスとは立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道で、突発的に発生する短時間の大雨では、降雨量が都市の排水処理能力を超えることがあります。処理しきれなかった雨水は標高が低い場所へと流れ込むため、アンダーパスはあっという間に冠水します。これまでにも、車両が冠水したアンダーパスに取り残され、水没した車内で溺死する事故も発生しているため、車を運転中に大雨に遭遇した場合はできるだけ低い場所を避けて運転します。

 

地下施設

 

突発的に発生する短時間の大雨では地下施設が冠水し、たびたび死者も出ています。地下施設にいるときは、気象庁が発表する最新の気象情報などを随時確認すること大事です。

 

避難について

避難

避難は周囲の状況を確認してから避難場所へ向かいます。50cm以上の水深(大人のひざ丈)で浸水が発生している場合は、無理に避難しないようにします。

 

避難する際は可能な限り複数人で避難し、浸水している場合は、傘などの棒を使って地面を探りながら避難します。

マンホールや側溝付近は大変危険です。夜間に避難するのは大変危険なため、避難はできるだけ明るい時間に行いましょう。

家庭の食料備蓄を考えてみる

2007年(平成19年)7月16日 新潟県中越沖地震

食料や物資はふだんから備蓄してないと

柏崎市 30代 女性)

ちょうどコンビニに停めて、車のサイドブレーキをかけた瞬間に揺れ始めて、そのうちジェットコースターに乗っているような感じになりました。

 

直後でしたので、運良くコンビニに寄れて水とかおにぎりとかパンとか、当面必要な食料を買うことができました。コンビニは、お酒とかが割れて床が水浸しで、お酒の臭いが混じったすごい臭いがしました。

 

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家に帰ったら既に停電していました。で、「ああ、ポリタンクを買ってくるのを忘れたね」と言って、慌ててまた買いに出たんですけど、「もう全部売り切れました」と言われてしまいました。

 

もう水もすぐにとまっちゃうような感じでしたから、ペットボトルの空いたのを一生懸命探して、買ってきた水と冷蔵庫にあったお茶とかで、復旧まで足りるのかなとすごく心配しました。

 

3年前の新潟県中越地震のときは水もガスも止まらなかったので、「何とかなるだろう」と、容器とかも全然そろえていなかったんですね。それが、ガスも、水道も、電気も全部とまってしまったので、「私たちはどうなるんだろう」という感じでした。

 

やはり、食料や必要な容器などは、ふだんから備蓄しておかないといけないなと思いました。

 

内閣府 防災情報のページ 一日前プロジェクトより

出典 「食料や物資はふだんから備蓄してないと」

  

  • 「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」の策定について/農林水産省
  • はじめに ~なぜ家庭備蓄が必要なのか?~
    • 普段使いの食料品を多めに、これが備蓄!
    • 発災当日から1週間分の備えについて基本的な考え方
  • 食の備蓄(口一リング・ストック)
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海底火山の噴火

1989年(平成元年)7月13日 伊東沖海底火山噴火

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静岡県伊東沖で海底火山が噴火した。この地域では、1930年に群発地震が発生して以降、しばらく活動を休止していたが、1970年代後半頃より群発地震活動が再開し、1989年7月に、群発地震とともに伊東市沖の手石(ていし)海丘で有史以来、初めての噴火があり、 後にこの海底火山は手石海丘と命名されました。

 

手石海丘の噴火写真

手石海丘の噴火
出典 気象庁ホームページより

気象庁 | 伊豆東部火山群

 

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